原作:山岸亮一  演出/振付:宮崎渥巳  脚本:森治美
出演者インタビュー

アルゴ出演4回目の長澤茜と、出演3回目の船越英里子が、今年のニューフェイスにインタビュー!
随時更新しますので、お楽しみに♪

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第十回 沢木順・大至 編

<茜ちゃん!単独でインタビュー!>
今回は、いつも一緒にインタビューをしている英里子ちゃんがお休み。
茜ちゃんの単独インタビューです!

長澤茜(以下茜)「今回は前回に続いて大人キャストのお二人に来ていただきました!それではお名前からお願いします。」
沢木順(以下沢)「私、名前は沢木順と申します」
大至(以下大)「大至です」
「長澤茜です。よろしくお願いします。今日は、私一人でインタビューさせていただきます」
「はい」
「それでは・・・今回、キャスト24名のうち、20名が子供キャストのアルゴに出演が決まってどう思いましたか?」
「20人が子供で?それはね、すごく楽しみです。1本の作品で、一度に20人の子供達とお付き合いが出来るのは、初めての経験でね、それはもうすごい幸せなことですよ。俳優にとって初めの経験ていうのは、すごい刺激になって、勉強になりますから・・・僕自身、お子様方からいろんな物を吸収しようと思ってます。また逆に僕も、一生懸命教えたいですし・・・。お互いに高めていかれればと、ワクワクしております」
「大至さんいかがですか?」
「今回、僕は学校の先生役なんですが、昔ね、ちいちゃい時、学校の先生になりたかったんですよ。子供が大好きだから小学校の先生になりたかった。」
「そうなんですか」
「うん。だから夢が実現するような形で、アルゴはいっぱい子供たちが居てくれるから楽しそうだなぁと思いました」
「私も大人キャストの人たちと一緒に共演するの初めてなんです。私が出演していた3年間は子供キャストだけだったんで・・・」
「そうなんだ!」
「はい、よろしくお願いします」
「じゃ僕たち足を引っ張らないようにしなくちゃね(笑)」
「分かりました(笑)」
「よろしくお願いします(笑)。今回の舞台は小学校5年1組のお話ですが、小学校の頃の思い出はありますか?」
「僕はねぇ、学校で1番ケンカの強い悪ガキでねぇ、4年生までずーっと勉強しなかったの。だけど5年生の時に勉強しようと決意したんですよ。ケンカだけじゃなく勉強もできる子になろう!そうしたら、5年の1学期は4が2つ。あと全部5!」
全「ひえぇー」
「2学期はねぇ、4が1個であとは全部5。5年の3学期はついにオール5になった。」
「すっごーい!!」
「6年生の時はね、5以外がないの。全部5。4年まではケンカに明け暮れてた人生が、5年から急に方向転換して、全校総代で卒業して、それで、中学では生徒会の会長になったの。5年の1学期に人生が変わった」
「すごーい」
「決意のきっかけはなんだったんですか?」
「なんてことはない。小学校の勉強は5〜6年で、もう一度全体を勉強しなおすから、5、6年さえ勉強できてればいいだろうと思ってね・・・5、6年で全部帳尻合わせればいいだろうと思って、なんとなく普通にそんなふうに考えたわけ。それで家で初めて勉強しました。それまで家で勉強したことないもん。だって教室でノートなんて取らないんだから」
「すごいですねぇ。すぐに5になっちゃたんですか」
「だって勉強すれば絶対誰でも5になるんだから」
「すごー、はぁ〜、頑張ってもあまり5はつかないですね(笑)」
「あのね、勉強の方法があるんですよ。僕はね先回りシステムを取ったわけ。今日は学校でここを勉強するって時に先回りして勉強した。そうすると学校の授業は復習の時間になるでしょ。先回り方式!」
「すばらし〜」
「はぁ。予習ですねぇ」
「そうそう予習方式。復習なんてしないもん。予習だけ。算数なんて新しい問題が来るとね、解けるの僕しかいないからさ、僕の周りに他の生徒が集まっちゃうわけ」
「小学校5年生でそんなふうに考えちゃうのがすごいですよね」
「でもね、その後、全然バカになっちゃったんだけど(笑)中学の時に勉強辞めちゃったの。一応5、6年だけ、2年間だけやったの。大学受験も3ヶ月しか勉強しなかったんだよ。」
「すごいですねぇ」
「大学受験は11・12・1の3ヶ月だけ勉強したの」
「それで合格したんですか?」
「うん。早稲田も3学部受けて受かって、慶應も受かって」
一同「すごーい」
「でも受験の3ヶ月だけしか勉強しなかったから、またその後バカになっちゃったの。(笑)。勉強ってやるコツがあるんだよね。誰でもそのコツを抑えて勉強すればガーンって成績が上がっちゃうよ」
「すごーい」
「凄くない、凄くない。でもこれ、僕今自慢しすぎて記事になりませんね(笑)」
「いや、凄い記事になりますよ」
「5年はそういう時だったなぁ」
「そうなんですかぁ。ありがとうございます。大至さんは?」
「いやぁ、僕はバカでしたよ(笑)。すんごいバカだった。小さい頃から相撲ばっかりやってたんで。小学校の頃からね、毎日ではないけども決まった曜日に相撲の稽古に行ってね。父親からもずっと、まぁ、スパルタまではいかないけれども、朝、庭でシコ踏んだり、もうほんとに稽古ばかりやってたからね。でも、小学校6年生の時は、やっぱり同じように児童会長をやりました」
「おー」
「で、勉強もできて?」
「勉強はできなかったんですけどね・・・」
「その頃から身体は大きかったの?」
「大きかったです」
「小学校5年で何センチくらいあったの?」
「え〜っと、身長は170cm手前くらい」
「えぇぇ〜!」
「おっきー!それでは体重は?」
「体重はね、6年生で100キロ」
「うわぁ〜!すごい(笑)」
「すごい、強いですね」
「そりゃ生徒会長になったら皆、安心だよね」
「大至さんは、お父さんからお相撲の英才教育を受けてたんですね」
「そうそう」
「お父さんが期待していたんだね。ちゃんとお父さんの夢が叶ったね」
「そうですね」
「だって関取になるって大変なことですからね」
「そうですねぇ。自分の夢じゃないんですけどね〜」
「お父さんの(笑)」
「そうです。父親の夢なんですね」
「三段目に行くのだって大変でしょ?」
「大変ですね」
「幕下に行くまでもっと大変でしょ?」
「よくご存知で!」
「それでね、十両なんて神様みたいなもんなんだから」
「はい」
「幕下でダメになる人いっぱいいるよね」
「あ〜そうですね。そこに上がらないでダメになる人いますね」
「実は、たまたまそういう本を読んだところなんですよ。十両ってところは大変だから、十両行ったら一人前ですよね」
「そうですね」
「ましてや幕内なんていったらもう大変なもんですよね!」
「はい、へへへへ」
「それに大至さんは、歌も上手いですよね。この前小椋佳さんがプロデュースされた「一休」という舞台のビデオを見て驚いちゃった!歌も上手いし、踊りも上手い!」
「あははは」
「踊り?」
「いや、踊りがね、すっごくリズムが良いんですよね。やっぱり相撲と関係あるんですか?」
「いやぁ、どうでしょうね!でも目指すところは一緒ですよね。やっぱり毎日毎日の訓練というのは」
「いやぁ、あの時の舞台観て感動したんですよ。」
「いやぁ、ありがとうございます」
「声量がすごいですよね」
「すごい!」
「一休さんでは、狂言回しみたいな役柄で面白かったですよ。大きい大至さんと、小柄な村松さんとのコンビが、素晴らしかったです」

「お二人は普段の生活の中で、健康の為に欠かさずにやってることはありますか?」
「え〜…、健康…、ストレッチ!」
「ストレッチ?」
「うん。ストレッチ」
「あ、相撲体操?これ皆さんもやると良いかもしれませんね」
「良いですよ〜」
「なんと私も、ストレッチ。テレビ観るときはね、いつも又割りで見るの」
「良いですねぇ!」
「だから足開いて、胸がピタっと着きますよ」
「素晴らしい!」
「僕は踊りの先生に言われたんだけど、踊りが上手くなるのは大変だけど、身体を柔らかくするのは誰でも出来ると。毎日やれば、毎日30分やれば、どんな人でも、この世の中の人全員が柔らかくなる。グニャグヤニャになっちゃう。僕だってグニャグニャ。君もグニャグニャ?」
「う〜ん??」
「それはやらないから。筋肉って動かせばどこでも行くんですよ。僕だって1週間やらないと着かなくなっちゃうもん」
「そうですかぁ」
「カチカチになっちゃう。もう毎日毎日ストレッチ、ストレッチ。あとは筋トレ!」
「あぁ、僕も筋トレはやってますね」
「それから、朝しっかり食べますね。野菜、納豆、めかぶ、味噌汁、ご飯。朝は一番しっかり食べます」
「はい、私も見習いたいと思います!それでは最後に、この舞台にかける意気込みを教えてください」
「そうですねぇ。まぁ、地方公演も多いので、とにかく健康で、24名の出演者が一致団結して良い作品ができるように頑張りたいと思います」
「僕は、初めてお子様と一緒に、お子様中心の作品をやるわけですけど。子供の持ってる純粋な部分とか・・・その何て言うのかなぁ、物事に対して雑念が入ってなくて、ストレートに舞台や演技にかける、その力って演劇人として凄いと思うのね。その子供の持ってる力を最大限に生かせるような作品になれば良いなと思っています。舞台っていうのは、出演者も舞台上で嬉しくなったり悲しくなったり感動するんですけど、その感動がダイレクトに観に来てくださったお客様にも伝わるわけで、舞台上で日々1回1回の舞台に自分自身も感動したいし、感動できたら良いなと思いますね。自分自身も感動できて、その感動がお客様に、パパパパパと波のように伝わってくといいなと思います。
「はい。頑張ります。ありがとうございました!」

[2008/04/22]
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