作詩・作曲家の小椋佳さんが、こんなことができたらいいなということで『アルゴ』は始まりました。
「よその国の物まねではなくて、日本オリジナルの音楽劇を創ろう。」
「他の人が、やったことのない形でやってみよう。」
「毎年、オリジナルの作品をスタッフも出演者も組み替えて舞台を創り発表しよう。」
「子供がもっている豊かな生命力を借りて表現してみよう。」
「創り手も、演じ手も有名な人はいらない、ただ新しい舞台を創るためには欲深な才能と情熱だけを頼りにしよう。」
人がもともと自分の中にあるすばらしい特性「感じること」「考えること」「夢見ること」「愛すること」そして「行動すること」。
この5つの特性を失くしていない子供たちの力を借りて表現しようということになりました。
子供たちのみずみずしい生命力が5つの特性を働かせて、社会が抱えてしまった何かの暗い部分を明るくかえて行く。
これが『アルゴ』の作品に共通して流れているテーマです。
『アルゴ』の舞台の主役は、才能あふれる子供たちです。
小学生から中学生の大きな可能性を秘めた子供たちが、 出演者の大半を占めています。
スタッフは、その子供たちのエネルギーを借りて作品創りに取り組んでいるといっても過言ではありません。
『アルゴ』のオリジナリティーは、そこから生まれていると言っても良いでしょう。
『アルゴ』に関わる全ての人の想いが一つになって、新しい作品が生まれます。
そして、その想いが観客の皆様に拡がり、ともに感動を分かち合えたとき、『アルゴ』の存在価値が生まれます。
1987
アルゴ初めての冒険
1988
光の橋を超えて
1989
黄金の島
1990
パパ、アイ・ラブ・ユー!
1991
魔法使いの夏休み
1992
アイスクリーム応援団
1993
真夏のシンデレラ館で
1994
子猿物語
1995
Sing for You, Sing for Me.
1996
招待状は101才
1997
ロボ!笑ったね
1998
フラワー
1999
フラワー・メズーラの秘密
2000
あんず
2002
誰もがリーダー誰もがスター
1993
夢にくちずけ
1997
LUNA森のメリークリスマス
1999
メロディ